今、万年筆がブームを呼んでいるそうだ。キーボード全盛の時代だからこそ自筆の良さが見直され、万年筆の売り上げが伸びているそうだ。Eメールという便利なものが普及し誰もが手軽にメールのやり取りを行う時代だが、メールで受け取る文章には機械的な匂いしかしない。本当に親しい間柄の人には自筆の手紙を送りたいという人が増えているそうだ。
私もプリンターで打ち出された手紙などはほとんど目を通さない。そこには気持ちが入っていないような気がするからだ。一方で手書きの手紙は内容が稚拙であろうと字が汚くても気持ちが入っているように感じられる。
先日、佐川急便から「送付状をプリントアウトするようにしたらどうですか?」と言われた。確かに便利かもしれない。でも、なんとなく手書きにこだわりたい気持ちもする。送付状が手書きであろうとなかろうと受取手は何も感じないかもしれない。それどころか「いまだに手書きかよ!」と突っ込まれるかもしれない。でも、それはそれでいいと思う。
年賀状なども私は手書きにこだわる。住所さえも万年筆を使って書くようにしている。時間の無駄遣いと言われればそれまでだ。でもそこだけはこれからもこだわりたい。
最近の売れ筋はペリカン、モンブランの万年筆だそうだ。海外のブランド物に人気が集っている。しかもペリカンだとスーベレーン、モンブランだとマイスターシュテックなどの高級な製品が売れ筋だという。たしかに同じブランドの物でもランクによって書きやすい物とそうではないものがあるが、そこそこの値段であればそれほどには変わらない。
しかし、それでも最高ランクの万年筆が売れているそうだ。どうせ使うのであれば最高の物を、一生物なら少し贅沢を、という心理が働いているのではないだろうか?
20代後半と思える人がモンブランなどの万年筆を胸に刺しているのを見かける。しかし使っているのは100円ノートである。この姿を見ても私は「彼なりに頑張っているな」と微笑ましくなる。しかし30代後半以上になってくると「うん?」という感じになる。バランスが取れていないのだ。年齢、地位、持ち物は三位一体であり、どこかでバランスが崩れると妙な感覚になる。
地位が上がると印鑑の大きさも変わってくる。これは社会に出ている人なら誰もが知っている事だろう。シャチハタの印鑑でも大きさは異なる。印鑑の大きさが変わったのにボールペンが100円のペンではバランスが取れない。「書ければなんでもいい」という人もいるだろうが、周囲から見られているということも考えなければならない。
新庄選手が日本ハムに入団し、「大勢のファンから見られているんだから私服ももっと考えようよ」と提案し、それ以後日ハム選手のファッションは変わった。いまだに普段はジャージ姿で歩くプロ野球選手もいるが、それでは夢も何も無い。ヤンキースの選手もメッツの選手もニューヨークの街を歩く時は常に回りから見られているという事を意識してファッショナブルな姿で歩いていると聞く。
もちろん、みなさんにも同じくらいファッショナブルでいてほしいとは言わない。しかしある程度のものは必要だと思う。
そこでローリングスのノートパッドである。もしそれなりの万年筆を使っているのであれば100円のノートではあまりにバランスが取れていない。100円のノートをこのノートパッドに挟んで使えばそれだけで見栄えは変わる。筆記用具のバランスが取れるのだ。
同時に、こういった製品を使うとそれだけで気持ちが引き締まる。姿勢も良くなってくる。持ち物があなたの姿そのものを変えるのだ。
たとえば使い古された金属バットで打席に立つのとピカピカのオールドヒッコリーで打席に立つのでは気持ちが違うのではないだろうか? 「見られている」という意識が少しでも出てくるのではないだろうか? それと同じである。見られているという意識があるかないかだけで姿は変わってくる。
商談でノートパッドを広げてみよう。相手の雰囲気が変わってくるはずだ。このノートパッドが話題になるだけでも効果は充分だ。そしてノートパッドは一生物である。だとしたら、こんなに安く自分を磨き上げてくれる物はないと思う。
アイスポーツ

ベニック製品群の中でも常にトップの人気を誇るW-104。デレク・ジーターが愛用している事で人気のようだ。
それにしてもW-104にはマジックテープが付いている。それは手首の調整をするためでしょう、という答えでは満点には届かない。それどころか赤点ぎりぎりの答えかもしれない。
ベニックの製品はとても細かくサイズ設定が行われている。だからかなり使う人のサイズにマッチした製品を使う事ができる。その上、さらにベルトで調整できるようになっている。
本当に手首を故障した事のある人、あるいは今現在も痛い人にはこのベルトの意味が分かると思う。きっとW-104を使えば「そうそう、それなんだよ」と納得してもらえると思う。
マジックテープの本当の意味は「固定」である。このベルトがちょうど手首関節の真上に来る。そしてテープがある事で手首が固定されやすくなる。強めにすると固定力はさらにアップし、手首が楽になる。これは故障した人でなければわからない感覚だろう。
純粋にデザインとしてみた場合、このベルトは不細工ではないだろうか?もっとスマートな方法もありそうである。
さて、このマジックテープのもうひとつの利点として「力を入れやすい」ということがある。重量挙げ選手などが手首にテーピングを巻いているのを見た事が無いだろうか?あれは力を入れやすいということ、そして手首の筋が飛び出さないように(力を入れすぎて腱が飛び出すらしい)しているそうだ。
実際、手首に圧をかけると確かに力を入れやすくなる。メジャーリーガーでもテーピングなどで手首を締め上げている選手を見かけるが同じ意味である。
さぁ、それではW-104を装着して打席に立ってみよう! バッティングセンターでもOKだ。今まで振っていたバットで装着する前と装着した後で比べてみると、装着した後の方がバットが軽く感じないだろうか? これこそがW-104の効果でもある。
手首に故障を持つ人、力一杯スイングする人にぜひ使ってみてもらいたいW-104である。



ワールドシリーズが行われるコロラド州デンバーでは雪が降り積もった。一面、白銀の世界となったクァーズフィールドは、とてもこれからワールドシリーズが行われるとは思えないような状況だ。
選手たちは相手チームと戦い、寒さと戦わなければならない。体の芯から冷え、守備時間が長くなると大変なことになる。
日本ではさすがにこのような状況にはならない。しかしこれから来る冬の日々には寒さ対策が必要だろう。軽くキャッチボールをするだけでも手がしびれることは皆さんご存じの通りだ。それがピッチング練習のキャッチャーともなれば、その痛さは格別である。
一昔前と違って、今は必要以上の忍耐を必要としない。寒いときは寒いなりの装備をしても許される。であればこそ、キャッチャーにはインナーグローブをおすすめしたい。もちろん、キャッチャーだけではなく野手でも問題はないが、やはりキャッチャーにはおすすめしたい。
メジャーリーグでも多くのキャッチャーに愛用されているパームガードのインナーグローブは捕球時の衝撃を大きく緩和してくれる。今までのように普通のバッティンググローブではとてもではないが指先がしびれ、切り裂かれるような痛みが走っただろうが、インナーグローブであればかなり改善されることは間違いない。
パームガードはこれまでも衝撃吸収の研究に力を入れてきた会社であり、アメリカでの評価は非常に高い。日本では信じられないが、アメリカのスポーツショップでは置いてあるのが常識であり、その普及率はフランクリンなどと並ぶのではないだろうか?
特に社会人や大学など硬式ボールを使うキャッチャーにはこのインナーグローブをおすすめしたい。確実に冬のつらさがやわらぐのだから。
アイスポーツ 

子供にクラウンは似合わない。子供にジャガーも似合わなければベンツも似合わない。乗りたいと思う気持ちと第三者からどのように見られるかは別物である。
私もジャガーに乗ってみたいと思っているが、まだまだ似合わないとも思っている。それだけの畏怖があるというか、自分自身がまだ似合わないと思っている。
友人が社長に就任した時、どんな車を購入すべきか相談されたことがある。結果的にウィンダムに落ち着いたのだが、正解だと思っている。クラウンにはまだ年齢的に早く、マーク2よりは上の車種を選ぶべきだと思っていたからだ。
ちなみに友人の社長就任祝いに私はモンブランの万年筆を贈った。社長である以上、それなりの持ち物でなければならないと思ったからだ。
さて、ローリングスの革製品であるが、やはり40代以上の男性から注目を浴びている。それはとてもよく理解できる。高校球児時代に憧れていた、あるいは使っていたローリングスに対する憧れ、懐かしさがあるのだろう。格別な感情があることは確かだと思う。
そのローリングス世代の人々は会社においては重要なポストにつき、あるいは会社を経営していたりする。ある程度お金を自由に使えるようになってきた反面、自由に使える時間は限られて来ている。
休日などもこれまでのように自分の好きなようには使えなくなって来ているから、次第に野球からは離れてしまう。これはまず間違いの無い事だと思う。
アイスポーツのデータを見てもわかる。グローブの売り上げよりもバッグの売り上げの方が上がって来ているからだ。「野球を離れている」と同時に「ある程度の余裕が生まれて来ている」ということだ。
ローリングス世代は「オヤジ」世代なのかもしれない。もちろん私も含めての話だ。でも、それはそれでいいと思う。逆に開き直ろうじゃないか。子供にはわからない良さがローリングスの革製品にはあるんだ、と。
「腰が痛い、関節が痛い」などとやたらとオヤジ臭い話題が多くなるかもしれないが、そんな仲間同士だからこそ、ローリングスの良さも語り合えるのではないだろうか?
プレーする野球から離れたとしても、まだまだローリングスとつき合えるのだから幸せである。野球から離れてもなお付き合い続けられるメーカーがあるのか? ローリングスで良かったと思う。




アイスポーツがマルッチバットを扱い始めてから韓国、台湾からの問い合わせがすごい。ほとんどの場合は直接マルッチに連絡をしてくる。その時点でアイスポーツがアジア全体のマルッチバット総代理店であることを知らされ、結局アイスポーツと韓国、台湾の業者と話をする事になる。
日本の業者がマルッチへ直接問い合わせる事はない。日本のバイタリティが落ちているのか、あるいは韓国台湾のバイタリティがすごいのか。
韓国人、台湾人の中には日本語の読み書きできる人が非常に多い。中にはアイスポーツのホームページを読んでアイスポーツに国際電話をしてくるケースもある。
アジアにおける日本の重要度というものは年々下がっている。たとえば韓国の釜山港の貨物取り扱い量は横浜、大阪の取り扱い量を足してもまだ負けているそうだ。飛行機の離発着などもアジア諸国に負けている。これからはこういったアジア諸国が日本を越えて行く。
今、日本の商売はとても礼儀正しく控えめである。いつから日本は牙を抜かれたのだろう?戦後の日本はアジアのリーダーであり貪欲であった。猛烈社員という言葉が当てはまるように日本人は働いた。
しかし週休二日制が導入され、休日も増え、残業も減った。猛烈社員という言葉は過去の物になってしまったのだろうか?
韓国や台湾の企業などはギラギラと常に目を光らせている。隙があれば噛み付こうとしている。かつての日本のようだ。
マルッチバットがここまで韓国や台湾に知られているとは予想外だった。それにしても意欲はものすごい。日本の業者が控えめに見えて仕方が無い。
実際問題として韓国や台湾などに販売できる量を確保できるのか?と言われれば難しいだろう。だからこうして落ち着いて構える事ができているのかもしれない。もしこれがバットが余ってしまうような状況であれば、多少利益が少なくても無理矢理にでも輸出に踏み切ったかもしれない。しかし少量生産である事などを説明し、安く売る事はできない商品であることを理解してもらい、ちょっと強気な商売をしている。
おっと、そういえばこのブログを読んだという韓国の業者もいたなぁ……。そういえば昨日も別の韓国業者からマルッチの取引の連絡が入ったそうだ。結局はこちらからコンタクトを取ることになっている。海千山千、どんな人物が現れるのか予想もできない。
日本でもマルッチバット特約店が増えてきているが、特約店になっていただく条件としては「愛情を持って販売していただく事」としている。野球用品に対して利益追求だけでなく愛情を持ち、理解していただけるところにだけお願いをしている。
入荷する数も限られているので日本国内でもごく限られた特約店にしか置かないのが正解だろう。
最近、大人の間でミリタリーグッズが流行しているらしい。ミリタリーというと写真のような迷彩模様を思い浮かべてしまうが、最近流行しているミリタリーグッズはこういった迷彩模様とは違うそうだ。
ミリタリー、つまり軍事用だがこれにはミリタリースペックというものがある。聞いた事があるかもしれないが、軍事規格に適合するための要素とでも言えば良いのだろうか?
軍事用と一般用では求められる基準が違う。たとえば普通の車で砂漠の中を走ることは考えられていない。砂漠で故障してもそれは補償の対象外だろう。ところが軍事規格ではそういった環境の中でも故障しないことが求められる。
たとえばエンジンオイルがなくなっても(ガソリンではないですよ!)数百キロ走行できなければならないとか、一般では考えられないような環境でも使えなければならない。
現在、大人の間で流行しているのは、こういった軍事規格品だそうだ。厳しい条件をクリアすることのできた質実剛健な商品に注目が集まっているらしい。迷彩模様に左右されるのではなく、厳しい条件下でも機能する高品位な製品に注目が集まっているそうだ。
実際、こういったミリタリースペック商品を使いたくなるような場面も確かにある。冬場になり、極寒の下でボールペンが書けなくなることもある。普通はボールペンが使えなくなるような現場に行く人は少ないだろうが、わずかでも要望はあるだろう。こういうとき、ミリタリースペックのボールペンであれば使えるはずだ。
たぶん、カメラなどの精密機械にもミリタリースペックは存在するのだろう。砂漠の中や氷点下、あるいは炎天下の下でも問題なく使え、少々の衝撃にも耐えられるだけの強さを持つものが求められるはずだ。
戦場で使える物だから普段の生活でも問題なく使えるはずだ。しかしデザイン的には優れていないかもしれない。それはデザインよりも性能が優先されるからだ。
さて、ベニックのサポーターだが、元々はアメリカ海軍からの要請でサポーターを作り始めた。そして今でも納入先のひとつにアメリカ海軍がある。
海軍で使われるためには防寒性、耐久性などは非常に高いレベルで求められる。そして何よりも戦争状態で使われることを目的として作られているから、「使えない」サポーターでは意味が無い。撃つか撃たれるか、そんな緊迫した状況下で使われるのだから。
ご存知のようにベニックのサポーターは日本以外で一般販売は行われていない。アメリカでも同様に一般販売されていない。卸先も極秘の場合が多い。具体的な名称は明かしてくれなかったが、病院、海軍などが主な卸先だ。
面白い卸先としてはサンディエゴ動物園などもある。メジャーリーグ球団に卸していることも皆さんご存知の事だろう。
これまでベニック製品を購入していただいた方にはご存知の通り、ベニック製品にはパッケージが無い。それはベニックが一般販売を意識していないからだ。
個人的にはメジャーリーグでこれだけ知れ渡ったブランドなのだから、一般販売を開始したら爆発的に売れるのではないかと思うのだが、社長の方針で一般販売は今後も行わないそうだ。
もしアメリカ人がベニックのサポーターを日本で販売している事を知ったらさぞかし悔しがるのではないだろうか?

先日、アイスポーツで商品選択会議が行われた。出席したのはデパートのバイヤー達。実際にどのような商品をデパートの店頭に置くのがいいのか最終的な打ち合わせが行われた。
アイスポーツでどのような製品が売れ筋なのか、何色を選択すればいいのかなど綿密な打ち合わせが行われた。これまではどちらかといえば漠然な打ち合わせが続いていたが、いよいよ現実的な打ち合わせとなってきた。
アイスポーツでの販売実績を元に、バイヤーとしてどのような商品を扱いたいかなどを絡めて打ち合わせは行われた。いきなり全商品を扱うのはどんなものか? ターゲットを絞った方がいいのではないか、ある程度バラエティがあったほうがいいのではないかなど具体性を持った打ち合わせとなった。
アイスポーツから提案した商品はカードケース、メッセンジャーバッグ、財布などであった。ターゲットとしてビジネスとカジュアル、そして女性向けが挙げられ、今回紹介するスモールトートバッグが対象候補としてピックアップされた。
バイヤーはスモールトートを一目見るなり「これは売れる!」と叫んだ。少し小振りで可愛らしいサイズである。女性が肩から提げてもとても可愛らしく見える。
男性が持つにはかわいらしすぎるだろうが、女性がちょっとした荷物を運ぶには最適なサイズなのかもしれない。しかも上部はジッパーで閉める事ができるので、財布などを入れておいても大丈夫な作りとなっている。
ローリングス革製品をデパートで置くにあたって、カギとなるのが女性客だ。ローリングスは男性客はともかくとして女性からはほとんど知られていない。それをどうやって解決していくか? これが最大の問題である。
メッセンジャーバッグのように男性でも女性でもカジュアルに使えるバッグとともに女性が気軽に使えるような製品のラインアップをバイヤーは求めていたようだ。
バイヤー側から出された意見として「女性を口説くだけの材料が欲しい」と言われた。野球のイメージではなく、現地アメリカでどのような人気があるのかなどを写真やコメントなどで欲しいという。確かにその通りだろう。何かしらの物語性があると説得力は増してくる。ところがこれが難しい。
肖像権の問題などがあり、クリントン大統領がローリングスのバッグを持っている写真などを掲載するわけにもいかないし、メジャーリーガーがローリングスのバッグをかついでいる写真をデパートの店頭に飾るわけにもいかない。
シャネルがニコール・キッドマンをイメージタレントとして採用しているようにローリングスも誰か有名な芸能人をイメージキャラクタ−として使うのが最も簡単ではないだろうか? 簡単とは言っても、それなりの面倒は生じるのだろうが……
イメージキャラクターを用意するという事はそれだけ費用がかかるということでもある。それが果たして良い事なのかどうかはわからないが、ブランド力は確実に付くだろう。
少なくともメジャーリーガーに使わせるのが最も簡単なのかもしれない。ジーターやロドリゲスなどローリングスのアドバイザリースタッフに使わせれば、知名度も急上昇するはずだ。それくらいやってもらってもいいのではないだろうか?
このスモールトートバッグは明らかに女性向けの製品であり、そういう意味ではジーターもロドリゲスも意味は無いかもしれない。むしろ有名な女優などに使わせる事がいいのかもしれない。


