
最終的にスピード社の水着を着用する事は認めたミズノ、デサント、アシックスであるが山本化学から申し出のあった新素材の採用は見送ったようだ。
見送ったも何も最初からテストするつもりもなかったようだ。そこには「中小企業の素材を採用して良い結果が出たら大企業の看板が倒れてしまう」という思惑もあっただろう。
日本という狭い島国では山本化学の能力は発揮できない。性能を素直に認める世界企業と手を組むべきである。日本で無名なのに世界では驚くくらいに有名な日本企業がたくさんある。世界で活躍する日本人学者あるいはアーティストなども存在する。これは日本的な構造に嫌気をさした人々が年齢やコネなど関係のない世界で勝負したいと考えたからだろう。
そういう意味で日本人は貴重な財産を世界中に垂れ流している。本当にこれでいいのか? 日本の貴重な財産という意味では安藤広重や葛飾北斎など日本の誇る芸術作品も、その多くが海外の手に渡っている。誠に残念なことである。
日本がこれから世界の中で残っていくためにはこのような貴重な財産を日本で育てる必要がある。日本で育てると言っても過保護に守る訳ではなく、世界の舞台で鍛えて行くことが大事であろう。
山本化学なども、もう日本の企業など相手にしない方がいい。日本という器は山本化学には小さすぎるのだ。世界という舞台で戦った方がいいだろう。
そう、すでに山本化学は世界では非常に高い評価を得ているのだから。そしてベニックも山本化学で作られたネオプレーンを世界最高と認めている。
ベニックでもサポーターに使うためのネオプレーン素材を世界中から集めてテストし続けている。そして今の時点で最も性能の高いと思われる素材メーカーからネオプレーンを仕入れている。
ベニックもなかなか頑固な会社で世界最高の素材しか使わない。仕入れ価格の事など考えずに最高の素材しか使わない。だから他社製品と比較するととても高い。でも一度でも使った事のある人は2個目3個目とベニックのサポーターを使い続ける。いや、それどころかベニック以外のサポーターには目もくれなくなる。
今回紹介するキャッチャー用のサポーターはメジャーリーガーからの依頼によって開発された商品である。だからキャッチャー専用のサポーターなのである。にも関わらず世界中のスポーツショップへ行っても購入できない。それは一般販売をしていないからだ。ここがなんとも不思議なところである。ベニックはメジャーリーグチーム、アメリカ海軍、そして病院が主な相手先であり、一般販売されているのは日本くらいなものなのだ。
そういう意味で世界中でベニックのサポーターを使う事ができるのは日本人だけなのである。これはかなり画期的なことだと思う。いつでも簡単にベニックサポーターを購入できる日本に住んでいて幸せだなぁと思ってもらってもいいと思う。本当に!