2008年06月23日

53センチの秘密 ボンズグリップ

ひちょり バットみなさんがバットを選ぶ時は長さ、重さを気にしますよね。もちろん重量バランスやグリップ形状、太さなども重要です。これらはいずれもとても重要なことなのですが、ボンズグリップと呼ばれる(あるいはタイカップモデルも同じです)グリップの場合は注意が必要です。
 バットの芯はみなさん気づかず、感覚的につかんでいると思います。これがボンズグリップの場合は問題になるのです。
 大体の選手は右打者の場合、芯から右手人差し指まで53センチです。これをみなさんは感覚的につかんでいるはずです。だから普通の形状のバットであれば84センチのバットを選べば自然にボールを芯で捉える事ができるのです。ここまではいいですよね?
 さて、ここからです。ボンズモデルの場合、目一杯長く握ろうとしても限界があります。何しろ、あの大きなグリップエンドがあるのですからね。普通に握るとグリップエンドまで4センチほどあきます。ここまでもいいですよね。
 普通のバットであれば目一杯握るとグリップエンドまで2センチほどあきます。これはグリップノブの厚さが2センチほどあるからです。
 ボンズモデルと普通のバットでは、ここに2センチの差が生まれます。先ほど申し上げた通り、打者は感覚的に右手先端から芯までの距離53センチを持っています。ところがボンズグリップのバットをこれまで使っていたバットと同じ長さにすると、芯までの感覚的な距離と実際の距離にずれが生じてしまいます。ここまでも大丈夫ですか?
 「芯で捉えた!」と思ってもボンズモデルの場合は芯をわずかに外側にはずしてしまうのです。
 これを解決するにはどうすればいいのでしょうか? これまで普通のグリップのバットを使っていたなら、それまで使っていた長さよりも2センチ長いバットを使うのが正解でしょう。全体の長さは2センチ長くなりますが、右手の先端から芯までの距離はほぼかわらずに済むのです。
 簡単に言います。これまで84センチのバットを使っていた人がTS1を使おうと思うのであれば86センチのバットを使って下さい。これで体に染み付いた芯と右手の距離の関係は変わりません。
 プロとアマチュアの最大の違い、それは芯で捉える技術です。速いスイングよりも芯で捉える方が重要です。これを常に心がけておいて下さい!

Posted by baseballbat at 19:08