2008年06月24日

イチローの真実の姿

今日はちょっと変わったテーマに挑戦したいと思います。タイトルは「イチローの真実の姿」。少しカッコをつけてみました。
 データから見たイチロー選手の姿を見てみたいと思います。イチローファンの皆様には怒られそうな内容です。
 私が常に感じている事、それはイチロー選手が個人としての能力は高いが、チームの一員としての能力は低い、というものです。
 イチロー選手の考え方としては各プレーヤーが最高のパフォーマンスを発揮すればチームは強くなる、という考え方です。この対極にあるのがヤンキースの松井選手でしょう。チームの勝利のためのパーツになる、というような発言を繰り返しています。私は松井選手はもっと自我を強調したほうが良い成績が残せるのではないかとすら感じています。
 さて、聖域とも呼べるイチロー選手への私の評価は「不要な打者」です。もちろん、優勝を狙う必要のないチームで、安く契約できるのであれば欲しい選手ですが、少なくとも優勝争いをするチームには不要とも言える選手なのではないか?というのが私の考え方です。
 ヒット数にこだわりつづけチームの勝利よりもヒットを打つ方が大事だと考えているのではないかと思われるのがイチロー選手の成績です。
 ヒットを打つ意味、それは出塁してチャンスを作るため、塁にいる選手をホームに迎え入れるため、ではないでしょうか?
 イチロー選手と年齢も近く、メジャーを代表するトップバッターとしてヤンキースのデレク・ジーター選手を引き合いに出して説明しましょう。
 トップバッターとして重要なこと、それは第一打席に投手に球数を投げさせる事です。そのためにはギリギリのカウントまで、つまり可能ならば2-3までかあるいはそれ以上を投げさせる事です。球数を多く投げさせた結果、出塁することができれば最高です。出塁するためには何もヒットを打つ必要などありません。フォアボールを選べるならフォアボールでもいいのです。
 そこで両者の出塁率を比較してみると……ジーター選手の.386に対してイチロー選手は.377。なんと1分近くジーターの方が出塁率は高いのです。安打数ではイチロー選手が圧倒しているにも関わらず出塁率で言えばジーター選手が上回っているのです。それはイチロー選手がフォアボールを選ばないからです。フォアボールを選ぶくらいならボール球でも振って行きたいという意識が見られます。
 それではイチロー選手のヒットはチームに大きな貢献、つまり打点となっているのか? 直近4年間の通算打点を比較するとジーター選手の272打点に対してイチロー選手は204打点。ついでに同じく今日までの直近4年間の安打数を比較してみるとジーター選手は700安打、イチロー選手は758安打。
 これでよくわかると思います。イチロー選手はヒットの数こそ多いもののチームの貢献となる打点は少なく、出塁率も低い。つまりヒットが打てればそれでいいというのがイチロー選手の考え方なのでしょう。
 さて、そんなイチロー選手ですが今年は調子が悪いようです。年間200安打にも届かないかもしれません。そこで今年ターゲットとしているのが盗塁王のタイトルです。メジャーデビュー以来、年間50盗塁を越えたのはメジャーデビュー年の一度だけのイチロー選手ですが、今年は年間70個ペースで走っています。もっと言えば昨年の盗塁数37を、今年は早くも越えそうな勢いです(6月24日現在、32盗塁)。数字とタイトルが大好きなイチロー選手、今年はどうやら盗塁王を狙うようですね。

Posted by baseballbat at 11:13