2008年06月24日

疲れないスパイク、ヴェルデロスパイク

パッジ スパイク「白く塗りつぶしてでも履きたい」と言われました。地域によっては「選手全員、同じ色で同じブランドのスパイクを履かなければならない」などというルールがあります。まったくもってナンセンスなルールですが、ルールが存在している以上、守らなければなりません。とある選手がヴェルデロのスパイクを愛用しているのですが、このような規則のため使えなかったため、先のような発言となった訳です。
 かつて中央競馬にマルゼンスキーという名馬がいました。しかし規則のため日本ダービーに出場する事ができませんでした。そのときの調教師が「28頭立ての大外枠でもいい。賞金なんか貰わなくていい。他の馬の邪魔もしない。この馬の力を試したいからマルゼンスキーに日本ダービーを走らせてくれ」という台詞を残しました。なんだか同じような気分です。
 すでにヴェルデロスパイクを履いているみなさんはお気づきかと思いますが、他のスパイクと比べて試合後の疲れが少ないと思いませんか? 多くの人から同じようなご意見を頂戴しております。その秘密がどこにあるのか……もちろんいくつもの理由が存在すると思いますが私なりに新たな発見をしました。
 「スパイクが着いてくる」そんな感じを受けませんか? 足にフィットするだけではまだ足りないのです。足に着いてくる感じがするのです。もしかするとその秘密がこの写真なのではないかと思いました。
 ヴェルデロスパイクは足のつま先側とかかと側を別の種類の素材が結合するような形です。なんだか伸縮しそうな繊維ですよね?お分かりになりますでしょうか?
 「伸びない素材、伸びる素材、伸びない素材」というような組み合わせに見えませんか? 実際はそんなに伸びないのですが、わずかコンマ数ミリ伸びているようです。これが「スパイクが着いてくる」感覚を生み出しているのかもしれません。
 下駄では速く走れません。それは足に着いてこないからではないでしょうか? もしスローモーションで見たらかかとが上がり、その後から下駄のかかとが上がってくるのではないでしょうか? 
 では、キッチリ足を包み込めばいいのでしょうか? シューズの場合、甲の部分が今度は邪魔になります。甲が足の動きを制限し、足首が自由に動かせなくなります。
 それらの問題を解決する方法としてヴェルデロは甲とは別の素材を中間に持ってきたのではないでしょうか?
 ミドルカットのスパイクを履いて、足が遅くなった人もいるのではないでしょうか? それはきっと足首が自由に動かせないからだと思います。そんな人は一度でいいのでヴェルデロのスパイクを試してみて下さい。きっと自由な足の動きができる事、そして試合後の疲れの少なさに驚くはずです。そしてこのスパイクが野球界の「レーザーレーサー」であることに気づくと思います。

Posted by baseballbat at 16:44