2008年06月29日

仙台でオールドヒッコリーに遭遇

 1年間で500試合近く球場で野球を見ていると思わぬ光景を目にします。それがトラブルであったり事件であったり。
 たとえば学生野球なのにデッドボールを受けた打者が投手にバットを投げつけたり、投手が投げた瞬間に骨が折れたり。個人的に驚いてしまうのが想像さえしていなかったチームでオールドヒッコリーに遭遇することです。
 オールドヒッコリーにしろマルッチにしろ、チームで購入する場合には納入先が分かりますので「たぶん、このチームでは誰かが使っているんだろうな」と予測できます。たまには大量に納品したばかりなのに誰も使っていないというケースもありますけれどね。
 納品した事もないのにオールドヒッコリーやマルッチバットなどを手にして打席に入る選手を見つけると動揺してしまいます。ここだけの話、パニックに陥っています。スタンドから足を絡ませ、いまにも転倒しそうな勢いでバックネット裏にすっ飛んで行く姿を見たら私だと思って下さい。
 何気なく試合を見ていて、バットのくり抜きが塗装していなかった場合、かなり高い確率でそれはオールドヒッコリーなのです。昨年までは100%オールドヒッコリーだったのですが、今年からミズノさんもくりぬき部分の塗装をやめたので、くり抜き無塗装=オールドヒッコリーというわけではありません。
 最新のミズノさんのバットはくり抜き部分は塗装はしていません。オールドヒッコリーの真似なんでしょうか? 真似と言えばカラーリングもオールドヒッコリーそっくりのバットが増えてきました。上半分が黒で下半分がエボニー(濃いグレー)のバットはオールドヒッコリーが最初でした。しかも新庄選手が使い始めたのが最初でした。ところが今や各社とも同じ色の組み合わせのバットを出してきていますね。
 それはともかくとしてヘッドのくり抜きがなく、しかもバットのロゴマークがゴールドかシルバーであればオールドヒッコリーである確率がほぼ100%です。これを目にした瞬間、私はパニックです。カバンから双眼鏡を取り出し確認し、デジカメを持ってバックネット裏へ駆け出します。そして転びそうになる訳です。
 そんなことが昨日も起きました。一昨年の都市対抗優勝チーム、TDKの選手がオールドヒッコリーを使っていたのです。気づいたのが8回の攻撃のときでした。慌ててデジカメを引っ張りだし、「左打者でマークは顔の方向へ向けるから、1塁側から撮影すればマークも一緒に撮影できる」と考えながら走って行きます。そして「初球から打つなよ!」と念じますが、なんと初球から打ってしまい撮影はできませんでした。
 こういうケースは何度かあります。撮影するときに苦労するのがマークの方向です。できればマークを一緒に撮影したい。ところがマークがどの方向に向くのかは個人によって異なります。自分の顔に向ける人、180度逆に向ける人、ひちょり選手のように投手側を向く人。さすがにキャッチャー側に向く選手は見た事がありません。
 それを判断し、1塁側あるいは3塁側に移動します。小さな球場であればそれほど苦痛ではありませんが、大きな球場になると移動だけでも大変です。しかも東京ドームなどのように暗い球場だとピントが合わなくてこれも大変。
 たまに2選手続けてオールドヒッコリーなどという場合もあります。そしてそれぞれの選手のマークの方向が逆だと、これまた大変。この打者は1塁側からで次の打者は3塁側……などということにもなるのです。しかもわざわざ1塁側へ行ったら1球で打ってしまった、などということもよくあります。
 いずれは一眼レフの望遠レンズで撮影したいと思っています。

Posted by baseballbat at 19:27