今日、元巨人の二宮監督とお話しする機会に恵まれました。二宮監督は第一次長嶋政権下で徹底的に鍛え上げられた選手の一人で、駒沢大学時代はあの中畑選手、平田選手とともに「駒大三羽烏」と呼ばれていました。
同期三人が巨人へ入団し、最初に一軍に上がったのが二宮さんだったことはあまり知られていません。
昨年から長野にある松本大学(松商学園グループです)で指揮を執られています。
話は現役当時の話題となりメーカーとの付き合いなどにも及びました。今ではプロ選手であれば誰でも、巨人では育成選手ですらメーカーが付いている時代です。
無償提供を受ける事で選手は用具を大事にしなくなる。必要以上にバットを無駄に消費する。そんなことを気にかけていらっしゃいました。
二宮監督の現役時代、一番バットを折るのがキャンプで、シーズンに入るとそれほど折る事はなかったということです。確かにプロでも年間50本くらいもあれば十分ではないかと思われます。それが年間に200本以上も消費する選手もいます。もちろんすべて折る訳ではなく、そのほとんどはバットにサインをして配られます。
もちろん、この200本はメーカーが自らの懐から出す訳ではなく、結果的には一般消費者の財布へ負担となります。
もし国内メーカーがプロへの無償提供をやめたらどうなるのか? きっと野球用品の価格は半額近くにまで落ちるのではないでしょうか?
値上げ値上げの世の中で必死に企業努力によって値上げを抑えようとしている企業もあります。最近では日本航空が食器類の見直しやトイレ用水の積載量などの見直しによって燃費の改善をするという発表をしました。このように努力すべき部分はあるのです。スポーツ用品は金持ちが相手だ、と考えている限り限界は見えています。誰もが手軽に野球をできるようにならないでしょうか? そのためにできることはたくさんあると思うのですが……