2008年09月10日

1球で折れるもバット、100球で折れぬもバット

 1年に1度くらい「1球でバットが折れた」と言ってくる人がいます。新品のバットが1球打っただけで折れるのは相当にショックでしょうし一言言いたくなる気持ちも解ります。
 では逆に何球目だったらいいのでしょうか? 答えはありませんよね。メープルのバットは金属バットと違って耐久性が徐々に落ちて行くものではありません。折れる時は1球目でも100球目でも同じです。折らない人は1年以上折りませんし、折る人は1打席で何本も折ります。
 折れるには折れる原因がちゃんとあるのです。バットが折れるのは物理です。霊的な現象ではありません。簡単に言えばテコの原理です。
 はっきり申し上げますと、強い大学からはこのようなクレームが来た事は一度もありません。それはバットが折れた原因が解っているからです。そして折れたことがどれだけ恥ずかしいことかも知っているからです。折れた原因が自分にあると分かっていない場合、「バットが悪いから折れた」という無茶な理由をつけるのです。
 バットに問題があって折れたというケースは別のメーカーではありました。グリップノブが折れるという事件です。普通では考えられない事ですが、同じ事が各地で発生しました。「折れないバット」という触れ込みだったのですが、見事に折れやすいバットだったのです。
 これもきちんとした理由がつけられるのです。折れないバットという触れ込みどおり、いわゆる普通のバットが折れる部分は折れにくいような補強がしてあるのですが、補強できなかった部分、つまりグリップノブに力が集中してしまい簡単に折れる、というわけです。
 このように人が手を加えて強度などを変更しない限り、バット側に折れる要素などは見当たらないのです。きちんとした打撃をすればバットは折れません。いい加減なバッティングだけが折れる原因です。それこそハーフバッティングでも簡単に折れてしまいますよ!

Posted by baseballbat at 09:16