2008年12月17日

2度目のMVP獲得 アルバート・プホルス

プホルス バット2度目のMVPを獲得したアルバート・プホルス選手。打率2位、打点4位、本塁打4位とタイトルは獲得できませんでしたがいずれもあと一歩のところまでは来ていました。3冠王に最も近い男と言われながらなかなかタイトル獲得まではいきません。
 あの体から長距離砲と思われがちですが意外にもプホルス選手は打率型の選手なのです。現役選手の中で最も通算打率が高い事もそれを裏付けています。イチロー選手よりも通算打率が3厘も高いのですから驚きです。
 そしてプホルス選手の場合、チームの主軸として相手投手から恐れられています。プホルス選手の一振りで試合が決まってしまうことが多いからです。これは打点の高さからも明らかです。
 もしみなさんがプホルス選手と対戦するとしたらどのようなピッチングになるでしょうか? 打たれてはいけないことが大前提です。
 まずは長打警戒。当然ですよね。歩かせてもいいくらいのつもりで投げるでしょう。その証拠に毎年イチロー選手の倍くらいのフォアボールを選んでいます。
 9人の打者が並んだ中でプホルスさえきっちり抑えておけば、という心理は働くはずです。だからここは丁寧に丁寧にコースを突いて行きます。手の届きにくい外角低めを中心に攻めます。
 投手としては対プホルス選手のときにベストピッチをするでしょう。それだけにヒットを打つチャンスも限られています。にも関わらず毎年200本前後のヒットを重ねています。プホルス選手にはシーズン200本というヒットは何の意味も持たないようです。もし200本という数字に興味があったら195本、196本という安打数の年は無理をしてでも、つまりフォアボールの数を減らしてでもバットを振りに行ったでしょう。
 しかしプホルス選手はチームの勝利を最優先し、ヒットよりも出塁を重視しているのです。
 それにしてもイチロー選手よりも毎年の打数が100以上も少ないのに、よくも毎年200本前後の安打を打つ事ができるのでしょうか! 足も速くはないのに……。
 バットから見てみますと特長としては細いグリップと太い部分が続くヘッド。言うならばソフトボール用のバットのような形状です。なるべく芯を広く取りたいという気持ちの現れなのでしょう。実際にはこのような形状にしたからと言って芯が広くなる訳ではないのですから。
 グリップ部を細くする事により指先で握る(フィンガーグリップ)が容易になりバットコントロールが上がるということは考えられます。ですから私としてはプホルスモデルにダイレクトプロテクトの組み合わせでバットコントロールを上げる練習というのをお勧めしたいと思います。
 このように素晴らしい打者の使うバットというのはプロでもアマでも持っておいた方がいいのです。試合や練習で使う使わないは別として勉強になるはずなのです。特にプロ野球選手は絶対に買った方がいいですよ、と言うよりも買いなさい!
 

Posted by baseballbat at 10:39